本文へ移動

***農林水産大臣賞***
最優秀産地
「深蒸し煎茶の部」
21回受賞産地
信頼のブランド
 大  蔵  園

OHKURAEN

は登録商標です。
静岡県掛川市各和901-4
TEL.0537-22-3615
FAX.0537-22-3648

──────────────
掛川産深蒸し茶
製造・販売

(国内販売・海外輸出)
──────────────

 

6
6
7
9
3
6

緑茶とカテキン情報!

大蔵園の深蒸し粉末茶の成分分析結果を公表致します。分析データは大蔵園のオリジナル粉末茶を検査したもので、他へのデータ転用・転写及び無断使用を固くお断り致します。
 

春摘み深蒸し粉末茶の栄養・ビタミン・ミネラル及び茶成分に付いて(自社製品検査結果より)

 4月下旬から5月上旬にかけて摘採される掛川産新茶を、臼式製法で抹茶同等の品質までに仕上げた大蔵園の深蒸し粉末茶「春摘み深蒸し粉末茶」の有効成分を明らかにしました。「春摘み深蒸し粉末茶」特有の栄養成分・ビタミン・豊富に含むアミノ酸・ミネラルそしてカテキン成分に付いて独自に分析を行い、1杯のお茶1gを一日5杯の5gを飲用すると換算してその摂取量を一覧に致しました。一切の添加物を含まず全て自然の形で存在する「春摘み深蒸し粉末茶」の栄養成分・ビタミン・アミノ酸・ミネラルそしてカテキン成分に着目下さい。今までお茶殻として捨てられていた不溶性の成分を丸ごとお召し上がり頂く事が出来ます。この素晴らしい「春摘み深蒸し粉末茶」を毎日の健康維持管理に是非お役立て頂ければメーカーとしてこの上ない幸いに存じます。

夏摘み深蒸し粉末茶の栄養・ビタミン・ミネラル及び茶成分に付いて(自社製品検査結果より)

 6月中旬から7月上旬にかけて摘採される掛川産深蒸し茶を、臼式製法で抹茶同等の品質までに仕上げた大蔵園の深蒸し粉末茶「夏摘み深蒸し粉末茶」の有効成分を明らかにしました。「夏春摘み深蒸し粉末茶」特有の栄養成分・ビタミン・アミノ酸・ミネラルそして豊富に含むカテキン成分に付いて独自に分析を行い、1杯のお茶1gを一日5杯の5gを飲用すると換算してその摂取量を一覧に致しました。一切の添加物を含まず全て自然の形で存在する「夏摘み深蒸し粉末茶」の栄養成分・ビタミン・アミノ酸・ミネラルそしてカテキン成分に着目下さい。今までお茶殻として捨てられていた不溶性の成分を丸ごとお召し上がり頂けます。この素晴らしい「夏摘み深蒸し粉末茶」を毎日の健康維持管理に是非お役立て頂ければメーカーとしてこの上ない幸いに存じます。

大蔵園深蒸し粉末茶に含まれる栄養成分とミネラル成分について

大蔵園春摘み深蒸し粉末茶の成分分析結果報告書
大蔵園夏摘み深蒸し粉末茶の成分分析結果報告書
 

■大蔵園の臼碾き深蒸し粉末茶に含まれる栄養成分について

三大栄養素・・・炭水化物、タンパク質脂質は、食の「三大栄養素」と呼ばれ、大蔵園の粉末緑茶には全体の70%以上占められています。

食物繊維・・・1日に必要とされる食物繊維摂取量は17g〜19gと言われていますが、大蔵園の深蒸し粉末茶には100g中約2124gの食物繊維が含まれています。

茶カテキン・・・緑茶にしか含まれない健康効果の高いカテキン・ガロカテキン・エピカテキン・エピガロカテキン・エピガロカテキンガレート・ガロカテキンガレート・エピカテキンガレートの総量が大蔵園の深蒸し粉末茶には100g中10,00013,000mgと市販のトクホの緑茶ドリンク飲料をはるかに超える成分が自然の形で含まれています。

茶サポニン・・・肥満化の抑制、動脈硬化の予防、抗炎症作用、抗アレルギー作用、ストレス潰瘍予防作用、精神、神経系に対する作用等で知られる茶由来のサポニン大蔵園の深蒸し粉末茶に100g6,2006,900mg含まれています。

アミノ酸・テアニン・・・人体に必要なアミノ酸は天然に約20種あり、大蔵園の深蒸し粉末茶には100g中総アミノ酸が2,4004,000mg含まれています。その内の1,1001,700mgを占めるテアニンは、抗ストレス効果睡眠時における睡眠の質の改善起床時の爽快感、熟眠感、疲労回復感の改善等に効果があるとされていますまた、テアニンにはPMS時のイライラ、憂鬱、集中力の低下等の精神的症状改善、カフェイン拮抗作用、血圧降下作用、記憶学習能力の向上、制癌剤の増強効果、脳血管障害に対する効果が報告されています

テアニン・カフェインの相乗効果・・・緑茶に含まれるテアニンとカフェインはその相乗効果により痴呆症の改善を促す働きがある事が近年の研究結果で報告されています。大蔵園の深蒸し粉末茶には100g中1,100mg1,700mgのテアニンと2,700mg3,000mgのカフェインがバランス良く含まれています。

クロロフィル・・・大蔵園の深蒸し粉末茶には100g中430450mgのクロロフィルが含まれています。ほうれん草100gには77mg、小松菜100gには71mg、ニラ100gには40mg、春菊100gには35mgと、代表的な野菜と比較してもその多さが分かります。葉緑素(クロロフィル)には強力な抗酸化作用と浄化作用があり、体内で発生した活性酸素を除去し、ガンの予防にもつながるとされています。また、葉緑素は血中コレステロール値を下げ、血栓の予防や血圧を下げる作用があり、その他胃腸の中に付着した老廃物を吸着して体外に排出する働きもある事が分かってきています。健康のバランスを保つために大蔵園の深蒸し粉末茶を日常的に飲用する習慣を身に付けると良いかもしれません。 
 

■大蔵園の臼碾き深蒸し粉末茶に含まれるミネラル成分について

カリウム・・・カリウムが不足すると筋肉症状として脱力感・膨満感・呼吸困難・不整脈などを引き起こし、精神症状として神経過敏(イライラ)・昏迷(ヒステリー)症状、腎症状として尿細管の変性にともな尿の濃縮力障害や腎う腎炎になり易いと言われています。大蔵園の深蒸し粉末茶には100g中5,4005,600mgのカリウムが含まれていますので、とくに夏場の発汗時に失われたカリウムの補給にご利用頂けます。またカリウムとナトリウムのバランスは細胞の代謝から神経の働きに至るまで広範囲に影響があり、バランスが崩れると健康バランスも崩れ易くなります。血圧降下作用もありますので日常的に大蔵園の深蒸し粉末茶をお飲み頂くと良いかもしれません。

リン・カルシウム・・・リンの摂取量が不足すると、骨や歯が弱くなり、歯槽膿漏や骨軟化症を引き起こすとされ関節・筋肉が弱くなったり、神経痛を起こし易くなったりすると言われています。カルシウムの吸収率をアップさせるために、カルシウムの摂取量とリンの摂取量が11の割合が理想的であるとされています。大蔵園の深蒸し粉末茶には100g中カルシウムとリンの比率が11.82.2と比較的バランスよく含まれていますので、ヨーグルト等と一緒にお召し上がり頂くとさらに良いかもしれません。

マグネシウム・カルシウム・・・ともに骨や歯を作る大切なミネラル分です。相互にバランスを保ち、どちらが不足しても健康を害すると言われています。カルシウムとマグネシウムのバランスは2対1が良いとされ、筋肉にもマグネシウムは存在し、筋肉が正常に収縮するように働いています。心臓の筋肉が正常に収縮することで心筋梗塞や動脈硬化などを予防するができると言われています。マグネシウム不足が原因で痙攣や足がつる・こむらがえり等をおこす事は良く知られています。大蔵園の深蒸し粉末茶には100g中310320mgのカルシウムが含まれ、対してマグネシウムは190220mgとバランスよく含まれていますので健康をサポートする最適な飲み物と言えましょう。

マンガン・鉄・ナトリウム・亜鉛・・・・マンガンには生殖機能向上効果があるとされ、肌の新陳代謝や育毛にも大きく影響していると言われています。心と体に影響を与える大切なミネラルの一つです。また鉄・銅のミネラルは貧血の予防として広く昔から知られる成分ですが、食生活の変化による不足が進み慢性的に貧血の人が増加しているとの事。人間の生命維持に必要不可欠な鉄・銅の摂取の習慣にも心がけたいものです。また亜鉛は精神安定、免疫力向上、記憶力向上、デトックス効果、生殖能力の向上、肌の新陳代謝の活性化、ダイエット効果、増毛効果等、積極的に摂取したいミネラルの一つです。大蔵園の深蒸し粉末茶には100g4850mgのマンガン、2.83.2mgの亜鉛が含まれていますので毎日の飲用習慣を心掛けて頂くと良いかもしれません。
※これらの数値は大蔵園の「深蒸し粉末煎茶」を実際に検査した実数値であり他社の製品の数値を表すものではありません。


健康成分を豊富に含む大蔵園の深蒸し粉末茶を

健康づくりのパートナーとして是非ご活用下さい!

 

 
緑茶摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について、多目的コホート研究から成果発表がありました。

緑茶摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について。

図1. 緑茶摂取と全死亡リスク
図2. 緑茶摂取と死因別死亡リスク
-----多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果-----
  多目的コホート研究は、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣予防や健康寿命の延伸に役立てるための研究を行っています。平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、東京都葛飾区、茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古、大阪府吹田の11の保健所管内にお住まいだった方々のうち、がんや循環器疾患になっていなかった40〜69歳の男女9万人を、平成23年(2011年)まで追跡した調査結果にもとづいて、緑茶の習慣的摂取と全死亡・主要死因死亡との関連を調べました。その研究結果を論文発表しましたので紹介します(Annals of Epidemiology 2015年4月WEB先行公開)。

 緑茶は日本人が最も多く摂取する飲料の一つです。緑茶にはカフェインやカテキンなど、健康に良いとされる成分が含まれています。これまでに緑茶摂取と循環器疾患やがんによる死亡との関連についての研究は行われてきましたが、日本人の5大主要死因との関連についての研究はまだありません。そこで、緑茶摂取と全死亡リスクおよびがん、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患及び外因死を含む主要死因死亡リスクとの関連を調べ、その効果を検討することを今回の研究の目的としました。

-----緑茶を習慣的に摂取する群において、男女の全死亡リスク及び
心疾患、男性の脳血管疾患及び呼吸器疾患による死亡リスクが減少
-----
 研究開始時に緑茶を飲む頻度に関する質問への回答から、1日1杯未満、毎日1〜2杯、毎日5杯以上飲むという4つの群に分けて、その後の全死亡及びがん、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、外因による死亡との関連を分析しました。本研究の追跡調査中には、12,874人の死亡が確認されました。

 緑茶を1日1杯未満飲む群を基準として比較した場合、1日1〜2杯、1日3〜4杯、1日5杯以上の群の危険度(95%信頼区間)は、それぞれ男性の全死亡で0.96(0.89〜1.03)、0.88(0.82〜0.95)、0.87(0.81〜0.94)、女性の全死亡で0.90(0.81〜1.00)、0.87(0.79〜0.96)、0.83(0.75〜0.91)となっていました。男女とも、緑茶摂取量が増えるにつれ死亡リスクが低下する傾向が見られました(図1)。

 死因別に調べたところ、がん死亡の危険度には有意な関連がみられませんでしたが、心疾患死亡、脳血管疾患死亡、呼吸器疾患死亡については、緑茶摂取による危険度の有意な低下がみられました。1日3〜4杯、1日5杯以上摂取する群の心疾患死亡の危険度(95%信頼区間)は、1日1杯未満摂取する群に比べ男性でそれぞれ0.74(0.60〜0.91)、0.87(0.71〜1.07)、女性で0.74(0.57〜0.97)、0.63(0.48〜0.83)でした。男性で1日3〜4杯、1日5杯以上摂取する群の脳血管疾患死亡の危険度(95%信頼区間)は、それぞれ0.71(0.56〜0.90)、0.76(0.60〜0.96)となっていました。さらに男性の呼吸器疾患死亡では、1日1杯未満の人に比べ、1日3〜4杯、1日5杯以上緑茶を摂取する群の危険度(95%信頼区間)は、それぞれ0.72(0.55〜0.95)、0.55(0.42〜0.74)でした。男性では脳血管疾患と呼吸器疾患、女性では心疾患と外因死において、緑茶摂取量が増えるにつれ死亡リスクが低下する傾向がみられました(図2)。

 研究開始から5年以内の死亡例を除いた場合も検討しましたが、緑茶と死亡リスクとの間には同様の関連がみられました。外因死については、ベースラインから5年以内に死亡した人を除外した場合、女性で1日3〜4杯、1日5杯以上緑茶を摂取する群の危険度(95%信頼区間)は、1日1杯未満摂取する群に比べ0.64(0.43〜0.95)、0.65(0.43〜0.97)と統計学的に有意に低くなっていました。
 
 次に、カフェイン摂取と死亡について検討したところ、全死亡、心疾患、呼吸器疾患及び外因死について男女ともに摂取量が増すと死亡リスクが下がるという傾向を認めました。また男性では脳血管疾患についても同じ傾向がみられました。

-----緑茶と死亡リスクはどう関係しているのか-----
 なぜ緑茶摂取で死亡リスクの低下がみられるのでしょうか。第一に、緑茶に含まれるカテキンには血圧や体脂肪、脂質を調節する効果があるといわれている上、血糖値改善効果があるとされています。第二に、緑茶に含まれるカフェインが血管内皮の修復を促し、血管を健康に保つとされています。第三に、カフェインには気管支拡張作用があり、呼吸器機能の改善効果があるのではないかと言われています。これらの効果が、循環器疾患や呼吸器疾患死亡につながる危険因子の調整に寄与しているのかもしれません。本研究では、緑茶摂取と女性の外因死リスク低下との関連も限定的ながら示唆されました。これについては、緑茶に含まれるテアニンやカフェインが認知能力や注意力の改善に効果があるのではないかとされていますが、はっきりとした因果関係は分かっていません。

 本研究ではがん死亡については有意な関連がみられませんでした。部位別に行われた先行研究では、緑茶摂取と女性の胃がんリスク低下と関連が示唆されていますが、全がん死亡では他の部位のがんも総合して分析を行ったため、有意差がなくなった可能性が考えられます。

 この研究で用いた質問票では、缶及びペットボトル入り緑茶を含む緑茶全般の摂取頻度を尋ねており、緑茶の淹れ方などで分けてはいませんので、この点をご留意ください。

※(参考)独立行政法人 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究グループ発表多目的コホート研究(緑茶摂取と全死亡・主要死因死亡との関連に行いて)
 

 
お茶は健康に良い効果がある事が、アメリカのフォックスニュースで報道されました。

お茶は健康に良い効果があるとアメリカの信頼あるフォックスニュースで報道されました。

報道の中立性が高いことで知られるアメリカのFOX NEWS
 ニューヨーク州ランゴーンメディカルセンターのマーク シーゲル博士によれば、「お茶を飲むことで心臓病や心臓発作のリスクを低下させることが出来ると思われる」と述べています。研究結果によれば、お茶に含まれる成分が前立線癌を含むいくつかの癌に対する予防効果に繋がると見られています。お茶に含まれるポリフェノールは骨を強くする働きがあるとも述べています。また、お茶を飲むことにより集中力も養われるそうです。
 

一日3杯のお茶が心臓発作のリスクを低下させる。

お茶を飲むことは心臓病のリスクをより低く抑え、お茶ポリフェノールは骨を強くし、集中力を養います
 シーゲル博士は、今では一日に3杯のお茶を飲む事にしているそうです。その理由は、UCLAでの研究結果により、一日に3杯のお茶を飲む事で心臓発作のリスクを顕著に低下させることが出来る事と、体重の減量に効果がある事が分かっているからです。

お茶に非常に多く含まれるエピガロカテキンガレートの効果について。

デビット サマディ博士はお茶に含まれるエピガロカテキンガレートの効果について非常に注目しています
 レノックスヒル病院のデビット サマディ博士は抗癌性効果や心臓病予防に最大の効き目を得るには、抗酸化剤を充分に取らなくてはならないと述べています。彼はここでエピガロカテキンガレートの効果に大変注目しています。エピガロカテキンガレートとは、お茶に含まれる非常に多くのカテキンを含んだ効果のある抗酸化剤だと述べています。エピガロカテキンガレートはアルツハイマー病の進行を遅らせるだけではなく、悪玉コレステロールHDLを低下させ、善玉コレステロールHDLを上昇させる働きがあると述べています。
 

シーゲル博士とサマディ博士はカテキンを最も多く含むお茶は緑茶であると述べています。

ニューヨーク州ランゴーンメディカルセンターのマーク シーゲル博士
レノックスヒル病院のデビット サマディ博士
 シーゲル博士もサマディ博士も、カテキンを最も多く含むお茶は緑茶であると強調しています。カテキンはすべての果物や野菜にも含まれていますが、果物や野菜を充分に食べていない分、緑茶を飲んで効率よく抗酸化剤を摂取することができると述べています。
 

 
緑茶・コーヒー摂取と脳卒中発症との関連について、多目的コホート研究から成果発表がありました。

緑茶・コーヒー摂取と脳卒中発症との関連について。

図1.緑茶摂取頻度と循環器疾患発症リスクの関連
図2.コーヒー摂取頻度と循環器疾患発症リスクの関連
図3.緑茶・コーヒー摂取と脳出血発症リスクの関連
-----多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果報告-----
 多目的コホート研究は、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかににし、日本人の生活習慣病予防に役立てるための研究を行っています。これまでに緑茶、コーヒー摂取と病型別脳卒中発症との関係についての研究はほとんどなく、緑茶とコーヒー摂取の組み合わせと脳卒中発症との関係はまだありません。そこで、緑茶とコーヒーの摂取と脳卒中および虚血性心疾患発症との関係を検討することを今回の研究の目的としました。対象者は、平成7年(1955年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、平成10年(1998年)に、茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古、9保健所(呼称は2013年現在)管内にお住まいだった45〜74歳のうち、循環器疾患、がんの既往のない追跡可能な男性38,029人、女性43,949人です。その結果を専門誌で論文発表しましたのでご紹介します(Stroke 2013年 44巻 1369-74ページ)。

-----緑茶摂取と脳卒中・虚血性心疾患の発症との関連-----
 研究開始時に緑茶を飲む頻度に関する質問への回答から、飲まない、週に1〜2回、週に3〜6回、毎日1杯、毎日2〜3杯、毎日4杯以上飲むという6つの群に分けて、その後の脳卒中及び虚血性心疾患発症との関連を分析しました。平成19年(2007年)末まで追跡した結果、3,425人の脳卒中発症と910人の虚血性心疾患発症を確認しました。
 緑茶を飲まない群を基準とした場合、毎日2〜3杯、4杯以上の群の危険度(95%信頼区間)は、それぞれ循環器疾患発症で0.85(0.78〜0.93)、0.84(0.77〜0.92)、脳卒中発症で0.86(0.78〜0.95)、0.80(0.73〜0.89)となっていました(図1)。同様に毎日4杯以上の群の脳梗塞発症の危険度(95%信頼区間)は、0.86(0.76〜0.98)であり、毎日1杯、2〜3杯、4杯以上の群の脳出血の危険度(95%信頼区間)は、それぞれ0.78(0.62〜0.99)、0.77(0.63〜0.92)、0.65(0.54〜0.78)となっていました。しかし、緑茶と虚血性心疾患との関連は見られませんでした。

-----コーヒー摂取と脳卒中・虚血性心疾患の発症との関連-----
 ベースライン時にコーヒーを飲む頻度に関する質問への回答から、飲まない、週に1〜2回、週に3〜6回、毎日1杯、毎日2杯以上飲むという5つの群に分けて、その後の脳卒中および虚血性心疾患発症との関連を分析しました。コーヒーを飲まない群を基準とした場合、週に3〜6回、毎日1杯、毎日2杯以上飲む群の発症危険度(95%信頼区間)はそれぞれ循環器疾患で、0.89(0.81〜0.98)、0.84(0.76〜0.92)、0.89(0.80〜0.99)で、脳卒中で0.89(0.80〜0.99)、0.80(0.72〜0.90)、0.81(0.72〜0.91)でした。さらに週に1〜2回、週に3〜6回、毎日1杯、毎日2杯以上飲む群の脳梗塞発症危険度(95%信頼区間)は順に、0.87(0.78〜0.98)、0.83(0.72〜0.96)、0.78(0.68〜0.90)、0.80(0.68〜0.94)でした。一方、コーヒー摂取と脳出血、虚血性心疾患との関連は見られませんでした。ただし、毎日2杯以上コーヒーを摂取する群における性年齢調整の虚血性心疾患発症の危険度は1.21(1.00〜1.46)と有意でしたが、循環器疾患に関連する別の要因の影響を考慮して分析すると1.21(0.98〜1.50)となり統計学的な有意差が消えました(図2)。

-----緑茶、コーヒー摂取カテゴリーの組み合わせによる
  循環器疾患発症との関連
-----
 緑茶を日に2杯以上またはコーヒーを日に1杯以上摂取する群では、緑茶もコーヒーも飲まない群に比べると、循環器疾患、脳卒中、脳梗塞、脳出血の発症リスクが有意に低下しました(図3)。特に、脳出血については、緑茶とコーヒー摂取の相互作用がみられ、より低いリスクとなりました(交互作用P=0.04)。

 緑茶の先行研究では、日に1杯未満の緑茶を基準にして、日に5杯以上緑茶を摂取する群において全死亡と循環器疾患死亡のリスクがそれぞれ15%と26%低いことが報告されています。また、緑茶をよく摂取する群で脳卒中、脳梗塞、脳出血発症のリスクが低いという報告もあります。緑茶と虚血性心疾患発症については、これまでの研究でも関連を認めませんでした。今回の研究は、脳卒中発症との関連をこれだけ大勢の対象者で検討した初めてのものであり、これまでの研究と同様の結果が得られています。

 緑茶にはカテキンなどの抗酸化作用、抗炎症作用、抗血栓作用、血漿酸化防止と抗血栓形成効果などによる複数の血管保護効果がみられます。緑茶と血圧との関連に関する文献には賛否両論がり、また文献が少ないため今後の研究が必要とされます。

 コーヒーの先行研究では、致死性・非致死性脳卒中とコーヒー摂取と関連が見られないもの、メタ解析によると、中程度のコーヒー摂取に弱い予防効果が見られる研究や、日に7杯以上のコーヒー摂取は脳卒中との関連性はみられないという研究もあり、結果が一致していません。近年スウェーデンの研究では、日に1杯以上のコーヒーはそれ以外と比べて女性の脳梗塞のリスクが低いが、脳出血は低くないという結果でした。一方、コーヒー摂取と虚血性心疾患との関連についても一致した結果が得られていません。今回の研究では、日に2杯以上のコーヒー摂取は年齢調整で虚血性心疾患のリスクとして見られましたが、更に循環器疾患に関連する別の要因を考慮して、(多変量調整)分析するとその関連性が消えました。これは米国のコホート研究の結果と同様でした。コーヒーをたくさん摂取する群には喫煙者が多く含まれているので、年齢調整で見られた関連性が、喫煙で調整されると見られなくなったものと考えられます。
 コーヒーにはカフェインが含まれていますが、血清コレステロールと血圧との関連性にはまだ決着が着いていません。また、コーヒーにはクロロゲン酸が含まれており、血糖値を改善する効果があると言われています。ベースライン調査では、コーヒー摂取頻度が高いと糖尿病の既往歴の割合が低い傾向にありました(糖尿病既往歴の割合は、コーヒーを飲まない群で7.1%、日に2杯以上摂取する群において3.5%でした)。糖尿病は脳梗塞の危険因子であり、そのためコーヒー摂取頻度が多いと脳梗塞の発症が低く抑えられていることが推察されます。
 緑茶とコーヒーの摂取の組み合わせで、両者のどちらかの頻度が多いと全脳卒中、脳梗塞、脳出血の発症リスクが低いことが分かりました。緑茶とコーヒーに関しては、緑茶で日に2杯以上、またはコーヒーで日に1杯を摂取することで、脳卒中のリスクが減少する可能性が示されました。

 この研究で用いたアンケートでは、日本茶(せん茶)と日本茶(番茶・玄米茶)の摂取頻度について尋ねていますが、今回緑茶として分析したのはそのうち(せん茶)のみになります。また、コーヒーについては、コーヒー(缶コーヒー以外)と缶コーヒーの摂取頻度について尋ねていますが、今回分析したのはそのうちコーヒー(缶コーヒー以外)で、カフェインとカフェインレスを分けて尋ねてはいませんので、この点をご留意ください。

※(参考) 独立行政法人 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究グループ発表
 多目的コホート研究(緑茶・コーヒー摂取と脳卒中発症との関連について
 

 
放射能とお茶、茶カテキンに付いて。

2011年6月7日 製茶でも再度掛川産深蒸し茶に関して問題ない事が確認されました。

製茶の放射能検査でも問題ない事が確認されました
当園独自の安全性の検証を行いました
引用茶として安全性が証明されました
  平成23年6月7日に静岡県が行った製茶の  
放射能検査でも掛川茶に関して問題ない事が確認されました

提供日  2011/06/07
タイトル 茶の放射能調査結果(製茶)
担当   経済産業部農林業局茶業農産課
連絡先  経済産業部茶業農産課 TEL054-221-2674
      健康福祉部衛生課 TEL054-221-2429

 
1 要旨
    静岡県では、2011年6月7日に、県内茶産地8地点の一番茶の製茶について茶の放
   射能調査を実施したところ、全ての地点で食品衛生法の規定に基づく暫定規制値を
   下回り、健康への影響を心配するレベルではなく、問題はない事を確認しました。
 
2 放射能調査結果
ヨウ素は全ての地点で検出されなかった。
セシウムは全ての地点で検出されたが、146〜385Bq/kgで、いずれも暫定規制値を
 下回った。
 
○セシウム調査結果
産 地
製茶(単位:Bq/kg)
備  考
藤枝茶
305
 
島田茶
311
島田市(旧金谷町、旧川根町を除く)
川根茶
350
旧川根町、旧中川根町、旧本川根町
静岡牧之原茶
272
 
菊川茶
184
 
掛川茶
146
 
いわた茶
194
 
金谷茶
385
旧金谷町
注1) 暫定規制値:製茶500Bq/kg
注2) 検査機関:厚生労働省横浜検疫所
 
○ヨウ素結果
全ての地点で検出されませんでした。
 
3 今後の対応
引き続き、県内茶産地の製茶の調査を実施します。
 

2011年5月18日静岡県は平成23年度県内産新茶に関して問題ない事を宣言しました。

2011年5月18日 静岡県は平成23年度県内産新茶に関して問題ない事を宣言致しました。
これを受け当園では独自に掛川茶に付いて検証致しました。

 静岡県は平成23年度産新茶に付いて問題ない事を宣言致しました。

 2011年5月18日(水)川勝平太県知事は17市町18地区で生葉と飲用茶の放射性調査を実施、十分な検査を終え安全性が確認されたとし、事実上の安全宣言を行いました。この中で厚生労働省と農林水産省の間で見解の違いがあり、科学的根拠に基づく数値がないと消費者に混乱を招くとして厚生労働省の荒茶の検査に反対の意向を示しました。
 
 当園は県の発表を受け、お客様に掛川茶の安全性を理解して頂くためより分りやすく説明し、作柄の良い今年の新茶を安心してお楽しみ頂きたいと心から願うものです。

 福島第一原発の甚大な事故の影響を受け、私たちの身の回りにも放射能の影響が少なからず出てきているのは周知の事です。特に食品は私たちが直接食べたり飲んだりする物だけにその影響が懸念されます。先に県が実施した生葉と飲用茶の検査から、さらに荒茶・煎茶と加工し製品化した場合の放射能の量をわかりやすく解説し、全く問題ない事を消費者の立場に立ってお伝えするものです。当園独自の見解として検証致します。

1、Bq/kg(ベクレル)、Sv/kg(シーベルト)、Gy(グレイ)・J/kg(ジュール)の違いについて
  分り易く説明します。

  〇Bq/kgは1kg当たりに含まれる放射性物質の量を表す単位
  〇Sv/kgは1kg当たりに含まれる放射性物質から放出される放射線の量を表す単位
  〇Gy=J/kgは放出された放射線から1kg当たりに受けるエネルギーの量を表す単位
   以上のように考えると分りやすい。

2、掛川茶の茶葉から検出された放射能から放射線量を計算してみます。
  掛川茶の生葉の測定値:39.83Bq/kgより
  〇荒茶に換算:159.32Bq/kg (生葉から荒茶に加工する段階で濃縮される推定値)
  〇更に煎茶に換算:191.18Bq/kg (荒茶から煎茶に加工する段階で濃縮される推定値)
  
   (毎日の生活に置き換えてみます)
  飲用茶として1日に1回一人分3gの煎茶を急須に入れて飲用し、これを1日6回365日毎日
  欠かさず飲み続けたとして計算し、これを預託実行線量としてシーベルトの単位に換算します。
  これを製造過程、流通過程で放射性物質は失われないとして厳しく設定し計算します。

   (計算式)
  口径摂取量(kg/日)×摂取日数(日)×放射能濃度(Bq/kg)×実効線量係数(Sv/bq)×市場
  希釈系数×調理等による減少補正値
  
   0.001×3×6×365×191.18×1.3×10-8×1×1=0.00001632868Sv
   0.00001632868Sv=16.32868μSv
   16.32868μSv=0.0163mSv
    (1年間)0.0163mSv

3、私たちが日常生活において自然界から1年間に受ける放射線の影響を見てみます。
  〇宇宙からの放射線:0.3mSv
  〇1年に大地から受けるとされる放射線量:0.4mSv
  〇1年に食物から摂取される放射線量:0.4mSv
  〇ラドン(自然界にあるラジウムの放射性壊変による発生気体物):10〜40Bq/M3
   これら1年に自然界から受けるとされる放射線量:1.1mSv (ラドンを除く)

4、私たちが日常生活において人工的に1年間に受ける放射線の影響を見てみます。
  〇東京−ニューヨーク間1往復:0.135mSv
  〇レントゲン検査1回:2.3mSv
  〇原子力施設から:0.001mSv
  〇放射性降下線(降雨):0.01mSv
   これら1年に人工的に放射線を受けるとされる放射線量:2.466mSv

5、普通に生活している私たちは(1年間)3.56mSv 放射線を受けている事になります。

6、掛川茶を1年間毎日6回欠かさず飲み続けたとして、普通に生活している私たちが1年
  間に受ける放射線量と比較してその値はあまりに小さく、また1年に一般の食物から
  摂取される年間放射線量:0.4mSv
と比較して、24年間飲み続けなければ同じ数値
  になりません。

   
      
結論として健康に影響ないことが分かります。

  

(総 評) 
 お茶の持つ健康効果・効能を積極的に生活習慣に取り入れ、毎日の健康管理に役立てる事の有効性に疑問を抱く余地はないと考えます。
 
 このコーナーで「放射線と茶カテキンの効果」について掲載していますが、私たちの普段の身の回りにこれだけ放射性物質があるとすると、むしろ放射線被害から身を守るために毎日お茶を飲む習慣を身に付ける事は、とても有意義な事だと言えます。
 
 情報が氾濫する現代において、数値や短絡的な報道に惑わされることなく正確な情報を見分ける力が現代人に求められていると思います。


(注1)これらの数値は文部科学省の委託により運営管理される財団法人日本分析センターよりのデータにより、掛川茶に関して当園が独自に試算したものです。
 

2011年5月14日 静岡県掛川産深蒸し茶の安全性を検証しました。

静岡県掛川産深蒸し茶の安全性が確認されました。
その他茶産地の安全性も確認されました。

提供日  2011/05/14
タイトル 茶の放射能調査結果(第2報)
担当   経済産業部農林業局茶業農産課
連絡先  経済産業部茶業農産課 TEL054-221-2313
     健康福祉部衛生課 TEL054-221-2419
     危機管理部原子力安全対策課 TEL054-221-2729

1 要 旨
 神奈川県で暫定規制値を超えるセシウムが検出されたことを受け、静岡県では
2011年5月13日、14日の両日に、緊急的に県内茶産地13地点について、茶の放射能
調査を実施したところ、すべての地点で食品衛生法の規定に基づく暫定規制値及び
準用値を下回り、健康への影響を心配するレベルでなく、問題がないことを確認い
たしました。

2 放射能調査結果
 
・ヨウ素は全ての地点で、検出されませんでした。
 ・セシウムは全ての地点で検出されましたが、生葉では39.83〜120.17Bq/kg、飲用
  茶では3.99〜6.11Bq/kgで、いずれも暫定規制値(飲用茶は準用値)を下回りま
  した。
〇放射性セシウム測定結果
調査地点 生葉(単位:Bq/kg) 飲用茶(単位:Bq/kg)
小山町 120.17
御殿場市 101.17 5.87
富士宮市 105.37 5.68
藤枝市 96.11 6.11
川根本町 61.87 4.29
掛川市 39.83 3.99
浜松市 94.62 5.50












注1 暫定規制値及び準用値:生葉500 Bq/kg、飲用茶200 Bq/kg
 2 小山町については、製茶工場稼働前のため、飲用茶は測定していません。
〇放射性ヨウ素測定結果
 ・すべての地点で検出されませんでした。
〇測定結果の評価
 ・放射性セシウムは、暫定規制値と比べて、最大でも生葉で約4分の1、飲用茶
  で約33分の1となっており暫定規制値及び準用値を下回っています。

3 今後の対応
 ・引き続き、県内茶産地の調査を実施します。
 ・静岡八十八夜新茶キャンペーンで、静岡茶の安全性をPRしていきます。
 

          茶の放射能調査結果(静岡県)   (単位:Bq/kg)
 
地区名 セシウム ヨウ素 収穫日
生葉 飲用茶 生葉 飲用茶
伊豆市 98.17 8.92 検出されず 検出されず 5月12日
小山町 120.17 検出されず 5月13日
御殿場市 101.17 5.87 検出されず 検出されず 5月13日
沼津市 44.23 4.57 検出されず 検出されず 5月12日
富士宮市 105.37 5.68 検出されず 検出されず 5月13日
富士市 83.70 3.92 検出されず 検出されず 5月12日
静岡市(葵区) 116.61 5.68 検出されず 検出されず 5月12日
静岡市(清水区) 138.77 10.91 検出されず 検出されず 5月12日
藤枝市 96.11 6.11 検出されず 検出されず 5月13日
川根本町 61.87 4.29 検出されず 検出されず 5月13日
牧之原市 6.88 検出されず 5月12日
掛川市 39.83 3.99 検出されず 検出されず 5月13日
浜松市 94.62 5.50 検出されず 検出されず 5月13日






























(参考)5月11日公表分
地区名 セシウム ヨウ素 収穫日
生葉 飲用茶 生茶 飲用茶
御前崎市 82.90 1.51 5月2日
菊川市 111.00 4.32 1.73 0.02 5月7日
磐田市 1.93 0.04 5月2日







食品衛生法の規定に基づく暫定規制値(単位:Bq/kg)
生葉 セシウム 500
ヨウ素 基準なし
飲用茶(※) セシウム 200
ヨウ素 300






(※)飲用茶については、暫定規制値がないが、「飲料水」の暫定規制値を準用(厚生労働省見解)
 

2000年11月11日発行の静岡新聞掲載、茶カテキンの防御抑制作用について。

2000年11月11日 静岡新聞掲載記事
2000年11月11日発行の静岡新聞に掲載された、放射線による健康被害に対する茶カテキンの防御抑制作用について。(2011/3/28)
 
 2011年3月11日(金)に起きた東日本大震災。同時に福島第1原発事故発生に、世界中が震撼し次々と映し出されるTV映像にくぎ付けになりました。放射性物質に汚染される原乳、葉野菜、そして水道水。その影響が刻一刻と変わる状況に一日もTVから目を離す事が出来ません。
 
 震災発生から今まで、私達お茶メーカーに何が出来るのか思案してまいりました。その矢先「放射線と茶カテキン」に付いての研究成果が発表された新聞掲載記事に目が留まりました。私達お茶メーカーにもそれなりに出来る事があったのだとの思いで、早速このコーナーを立ち上げました。
 
 お茶を飲むことで健康被害を少しでも防御・抑制する事が出来るなら、その安心を一人でも多くの方々にお届けする事が出来るはず。 
 
 放射線の健康被害を憂うのではなく、積極的に健康被害に立ち向かい、自分自身の身を自分で守る事ができるなら、それは今の私達に出来る最善の策ではないでしょうか。放射線による遺伝子への悪影響を防御・抑制する効果が茶カテキンにはある、との研究結果が報告がされておりますのでその情報を謹んでここにお伝え致します。

 一人でも多くの方々が安心して健やかな毎日を、一日でも早く送ることが出来ます様お祈り致します。

2000年11月11日発行 静岡新聞
 
 2000年11月11日静岡新聞の『21世紀の科学と人間』と題した原子力エネルギーに関する特集記事が掲載されました。その第三回目に「放射線と茶カテキン」について発表された吉岡濶江助教授(当時)の研究結果です。吉岡先生が今から10年以上も前に、まさに今(福島第一原発事故)を予想し危惧されていた研究内容に驚きです。時が経ち、忘れ去られていた『起きるはずのない事故』を目の当たりにし、あらためて放射能の恐ろしさを認識させられるものです。決してなくなる事のないこの負の遺産と、これから私達はどう向き合ってゆけばよいのでしょうか。次の世代を担う子供達に私達大人は良識ある態度を示さなければなりません。
 

吉岡研究室
(1) 吉岡濶江
  <理博、助教授>
 
大橋 康典<博士後期3年>、土屋 春樹<博士前期1年>

(2) 研究室のプロフィール
 
近年、活性酸素は、癌をはじめとする色々な疾病や老化などと深い関わり合いを持っていることが明らかになってきました。それに伴い、癌予防、予防医学などの観点から活性酸素やフリ−ラジカルを消去出来る物質を探し、その消去能を正確に評価出来る測定法の研究が重要な課題となってきました。活性酸素は放射線、遷移金属、食品添加物、ストレス等によっても発生し、DNA鎖切断・酵素活性低下・脂質の過酸化などを引き起こします。私達は、この活性酸素を効果的に消去出来る天然物質を探索し、それらの抗酸化能を調べています。また、水の放射線分解により発生する活性酸素の中でも反応性の最も高いヒドロキシルラジカル(・OH)消去能の新測定法を考案し、従来の測定法の問題点を克服しました。また、国内では静岡大学のみしか所有していない、ESR dielectric mixing resonatorを用いて、世界ではじめての短寿命茶カテキンラジカルの検出・同定に挑戦しています。

(3) 研究テーマ
 
<1> 遷移金属によるDNA鎖切断に対する茶カテキンの速度論的解析
(主要論文<1>参照)
<2> ESRフロー法による短寿命ポリフェノールラジカルの検出・同定
(主要論文<2>参照)
<3> 放射線によるDNA鎖切断に対する茶カテキンの防御機構
(主要論文<3>参照)
<4> 放射線を用いる固相または液相ESRスピントラッピング法の・OH消去能測定法の開発と応用(主要論文<4>、<5>参照)
<5> 活性酸素・フリーラジカルによる脂質過酸化に対する茶カテキンの防御機構
<6> 放射線による酵素活性低下に対する茶カテキンの防御効果

(4) 最近の主要論文
 
<1> Yasunori Ohashi, Koichi Yoshinaga, Hisashi Yoshioka, Hiroe Yoshioka, "Kinetic Analysis of the Effect of (-)-Epigallocatechin Gallate on the DNA Scission Induced by Fe(II)"
Biosci. Biotechnol. Biochem., 66(4), 770-776(2002).
<2>

Yasunori Ohashi, Hisashi Yoshioka, Hiroe Yoshioka, "Detection of 2- Deoxy-D-ribose Radicals Generated by the Reaction with the Hydroxyl Radical using a Rapid Flow-ESR method"
Biosci. Biotechnol. Biochem., 66(4), 847-852(2002).

<3> Yasunori Ohashi, Mariko Konishi, Hisashi Yoshioka, Hiroe Yoshioka, "Protective Effect of Tea Catechins on the DNA Scission Induced in Tritiated Warter"
Fusion Sci. Technol., 41(3), in press(2002).
<4> Mariko Konishi, Yasunori Ohashi, Hisashi Yoshioka, Hiroe Yoshioka, "Scavenging Activity of Tea Catechins on Hydroxyl Radical formed in Tritiated water studied by the Solid-State Trapping Method"
Fusion Sci. Technol., 41(3), in press(2002).
<5> Hiroe Yoshioka, Yasunori Ohasi, Mituhiko Akabosi, Yasushi Senba and Hisashi Yoshioka, "A Novel Method of Measuring Hydroxyl Radical-Scavenging Activity of Antioxidants Using-γ- Irradiation"
Free Radic. Res., 35, 265-271(2001).

放射線と茶カテキンに付いての掲載記事

 少し前に静岡新聞に掲載された吉岡濶江助教授の研究結果発表です。ここに掲載された研究結果発表について周知の事実として皆様にお伝え致します。さらなる情報がありましたら更新してまいります。

筆者紹介

吉岡濶江先生は1995年および2003年から2004年まで静岡大学理学部に助教授として在籍されました。
<KAKEN(科学研究費補助金データベース)からの情報による>